【かき氷検定】目指せ上級カキゴオリスト 学習法

雑記

 はじめまして。みなさんは”かき氷検定”をご存じですか?

 かき氷検定は数ある検定や資格の中で、数少ない無料で受けることのできる検定になっています。今回、かき氷検定上級まで合格し、「カキゴオリスト」になりましたので、かき氷検定の面白さと使い道、勉強方法をお伝えしたいと思います。

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かき氷検定

 かき氷検定とは、一般社団法人日本かき氷協会が主催する、かき氷の歴史や一般常識などの理解を深めることを目的として行っている検定です。初級、中級、上級すべて合格すると、カキゴオリストの称号が与えられます。

 また、合格者には各級に応じて、かき氷検定合格の証としてオリジナルの壁紙が配布されています。

特徴

日程 随時実施、申し込み不要

受験料 無料

試験会場 どこでも(インターネット環境下)

問題数 8問 合格基準 7問以上正解で合格

出題範囲 かき氷の歴史、一般常識、日本のかき氷、世界のかき氷

合格発表 試験終了後即時

試験時間 時間制限なし

難易度

初級 友達に自慢できるレベル

中級 日本で自慢できるレベル

上級 世界に自慢できるレベル

 日本かき氷協会のかき氷検定の各難易度の説明は以上の通りです。

 受験してみて、初級は聞いたことのある知識や有名な店、歴史も比較的有名なものが出題されています。

 中級では、珍しいかき氷情報や海外のかき氷、氷の作り方や原料となる水の輸入先まで、難易度はぐんと上がっていました。

 上級になると、勉強しようとインターネットで検索してもヒットしないレベルの難易度でした。

 かき氷検定の各難易度を受験してみて、かき氷の歴史は深く、海外にもいろいろなかき氷があることを知りました。正直、今までは、1000円以上するようなかき氷を食べたことはありませんでした。しかし、今は全国のご当地かき氷や、期間限定かき氷を食べてみたいと思っています。

かき氷検定 初級 学習

 初級で出題されている範囲のかき氷に関する豆知識を紹介したいと思います。

かき氷検定初級↓

かき氷検定〈初級〉へ挑戦 | 一般社団法人日本かき氷協会 (kakigoori.or.jp)

 7月25日はかき氷の日

 日本かき氷協会が制定した記念日で、夏氷「な(7)つ(2)ご(5)おり」の語呂合わせからきているそうです。

 かき氷をたくさん食べたときに頭が痛くなることをアイスクリーム頭痛という

喉の奥が急に冷えることで頭痛が起こるそうです。ちなみに医学的な正式名称ですよ!!

 ミスタードーナッツで販売されたかき氷”コットンスノーキャンディー

2018年6月に発売されたコットンスノーキャンディー。ミルク風味のふわっとした氷にマンゴーやストロベリーのトッピング。ティラミス、ショートケーキ、モンブランも展開されていたようです。ぜひ、また発売してもらいたいですね!!

 ハワイ・オアフ島の大人気かき氷店と言えばマツモトシェービングアイス

 ハワイ・オアフ島ハイレワタウンの行列ができるかき氷屋さん1951年から今までずっと愛され続けているそうです。サイズもSサイズ3ドルとLサイズ3.5ドルを選べるようです。

 山形県山辺町周辺ではかき氷にシロップをかけ、その上から酢醤油をかける

 すだまり氷と呼ばれており、かき氷にイチゴやメロンのシロップをかけて、その上に酢醤油をかけるというシンプルなもの。すっきりとした味わいになるらしい、、、家でも試せるのでぜひ!!

 かき氷の史実上の記録は枕草子にある

削った氷に甘い蜜をかけて新しい金属の容器に入れたら上品だと清少納言が書き記している。

 平安時代にはもちろん冷凍庫などなかったため、冬にできた氷を寒い山林の洞穴や穴を掘った氷室に保管しており、夏になると出してきて削り、食べていたそうです。高級なデザートだったんですね!

 三重県の和菓子屋で期間限定赤福氷が発売される

 有名な赤福がかき氷を考案し、今では4月から9月下旬まで期間限定で食べられるご当地名物となっている。

 かき氷は30度を超えると売り上げが伸びる

一般的に30度を超えるとアイスクリームよりもかき氷の売り上げが良くなるといわれている。

 夏に差し入れでアイスを持っていくときには少し気にするだけでより喜んでもらえるかもしれませんね

かき氷検定 中級 学習

かき氷検定中級↓

かき氷検定〈中級〉へ挑戦 | 一般社団法人日本かき氷協会 (kakigoori.or.jp)

ミニストップで有名なハロハロは実はフィリピンのデザートだった

 タガログ語で混ぜこぜという意味のハロハロ、ミニストップの限定商品だと思っていました。フィリピンを代表するデザートの様ですね

 かき氷の氷を薄くふわふわにするにはかき氷機の刃を寝かせる

刃を寝かせることによって、薄く氷が削れるようです

 台湾発祥のかき氷”雪花氷

初めから味の付いた氷をかき氷にし、その上にフルーツなどをトッピングするもので、台湾ではマンゴー雪花氷が有名です。

鵠沼海岸(くげぬまかいがん)のかき氷人気店「埜庵」(のあん)は昔鎌倉小町通りにあった

鵠沼海岸の人気かき氷店埜庵では、年中天然氷を使ったかき氷が食べられます。お値段は1000円を超えますが、冬に人工池に水を張り、切り出した氷を氷室で保管し、夏に食べる。苦労を考えたらかなり安く提供してくれていますね。

 純氷(純度が高く混じり気のない品質のいい氷)は48時間以上かけて凍らせる

-10℃前後で48時間かけて作られている。混じりけのない氷は完全に無味無臭になり、飲み物の素材の味を引き立たせる。そんな氷でかき氷をしたらおいしいに決まっています。

 ミルク金時発祥の店は岡山「カニドン

大正時代からある老舗店で、ミルク金時発祥の店。かき氷にあんこをのせてミルクをかけるなんて考えた人は天才です。私は宇治ミルク金時が大好きです。

 九州や沖縄のコンビニではかき氷が袋入りで売られている

 袋にどさっとかき氷が入って、シロップも混ざった状態で売られているんです。その場でスプーンをもらって食べるか、そのまま袋の角を破って食べられるみたいです。

 日本初輸入の天然氷はアメリカ・ボストンのもの

 江戸時代の末期、横浜港が開港し、始めてアメリカ・ボストンから氷が輸入されました。

かき氷検定 上級 学習

  かき氷検定上級↓

かき氷検定〈上級〉へ挑戦 | 一般社団法人日本かき氷協会 (kakigoori.or.jp)

かき氷を食べるときの温度は0℃

 アイスクリームを食べるときの温度は-7度と言われていますが、基本的にかき氷を食べるときに温度は0℃となっています。周りの環境が0℃以下だった場合には環境温度になりますが、、、

 みぞれの同意語にゆきは含まれない

 かき氷のみぞれは地域によって様々な呼び方で呼ばれています。しろ、せんじ、かんろなどと呼ばれることがあるそうです。

 かき氷の旗に書かれている鳥はちどり

 祭りや街で見かけるかき氷屋のシンボルともいえる波と鳥と赤い氷文字の旗ですが、あの鳥は実は”ちどり”だそうです。ちなみにあの旗は、昔氷の販売を許可する許可証の役割をしていたそうです。

  中川嘉兵衛は日本で初めて商売として函館の五稜郭の氷を採氷し横浜に運んだ

  中川嘉兵衛は、日本で初めて氷を大量生産し、商売を成り立たせた偉人です。中川は多くの失敗を繰り返しながら、7回目でやっと函館の五稜郭で氷を採氷し横浜まで船で運ぶことに成功したそうです。

  日本で初めてかき氷が売られたのは、横浜の馬車道

明治元年に中川が横浜に氷を運んで明治2年に横浜の馬車道でアイスクリームとともにかき氷が売り出されたそうです。

 夏目漱石の小説「坊ちゃん」の中で坊ちゃんにかき氷をおごったのは山嵐

 夏目漱石の半生を描いた物語。この中で、数学教師に山嵐というあだ名をつけていたのですが、この山嵐が坊ちゃんにかき氷をおごっています。

奈良にある氷室神社で全国各地から製氷、販売業者が集まる催事を献氷祭という

 献氷祭は毎年5月に氷室神社で行われているとても重要なイベントで、全国各地から製氷・販売業者が商売繁盛を願って集まるお祭りです。かき氷が無料で配布されたり、氷の中を鯛が泳いでいるような氷柱が献上されていたりと、家族でも楽しめるイベントとなっています。同じ神社で行われる「ひむろしらゆき祭り」とは別物なのでご注意ください。

 明治20年にかき氷機を発明し、特許を取ったのは村上半三郎

村上半三郎がかき氷機を発明し、特許を取ったが、とても高価だったので、一般に出回ったのは昭和に入ってからだったそうです。

かき氷検定を終えて 上級カキゴオリスト

 今回、かき氷検定を受けながら、かき氷に関しての様々な知識を身につけてきました。

 このかき氷検定はおそらく就職に有利になる検定ではありません。合格しても資格を証明するものはなく、配布された壁紙が手元に残るくらいです。

 しかし、かき氷検定を受けること自体に意味があると感じました。この検定で上級になるころには、かき氷の歴史やかき氷の知識がかなり増えていたからです。知識が増えてくると、自然とかき氷のことが好きになっていました。

 そもそも、氷に天然物の氷と製氷されたもので違いがあるなんて意識したこともありませんでしたし、平安時代から食べられている食べ物だということも知りませんでした。あんなに手軽に食べられるかき氷にはものすごい歴史があることを感じました。

かき氷について変化した私の意見

 みなさんは祭りで食べるかき氷や海のかき氷を高いなーと思ったことありませんか?

 確かに、ほぼ無料の水を凍らせて、がりがり削ったものに、シロップをかけただけの氷を買っていると思うと、とても高いものだと感じてしまいます。

 しかし、過去にはミカン箱程度の氷が今の値段で60万円~80万円くらいしていたそうです。また、平安時代、かき氷はとても庶民が食べられるようなものではなかったそうです。

 歴史的に見ても、氷を作ることも、運ぶこともとても大変で、氷はとても貴重なものだったはずが、今の技術の進歩により、氷の価格は下がっています。しかし、氷の本来の価値を知ると、むしろ花火を見ながら、かき氷を食べたり、海でかき氷を食べられるなんて、凄い贅沢なことだと感じました。

まとめ

 かき氷検定を受けてみて、かき氷には深い歴史と多くの人の努力が隠されていることを知りました。

 かき氷に対して深く考えることはありませんでしたが、学んでみるとさらにかき氷が好きになりました。今後は、ちょっと高めのかき氷を食べてみて、違いを感じてみたいと思います。


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