はじめまして!!皆さん子育て中のお金のやりくりに苦労していませんか?先の見通せない今の日本で、育児をしながら将来の貯金までしなくてはいけない。
教育費に1000万円以上の大金がかかるとか、私立で大学まで通わせると2000万円掛かるらしいとか、、、
こんな世の中で、子供を産んで育てていく自信なんてない。と悩んでいる方にぜひ読んでほしいのが、この「手取り20万円子育て家族の貯金の教科書」です。
この本を読むことで、きっと子供にかかる学費の真実を知って、少しでも安心して子育てすることができるようになりますよ。
著者
横山 光昭
家計再生コンサルタント、ファイナンシャルプランナー。株式会社マイエフピー代表取締役。お金の使い方を改善する独自の家計再生プログラムで、これまで10,000人以上の赤字家計を再生。書籍・雑誌への執筆、講演も多数。『年収200万円からの貯金生活宣言』や『はじめての人のための3000円投資生活』などを代表作とし、著作は累計274万部を超えている。
株式会社 マイエフピー 私たちの”理念”
「お客様のやる気への変化」が何よりの喜び
家計相談・家計再生のマイエフピー | 家計再生と貯金力アップをサポートする家計相談・横山光昭の会社です。 (myfp.jp)
今はネットや雑誌、書籍などでお金の情報があふれています。いろいろ知っているはずなのに、なかなか家計が改善しない、貯金・資産が増えない。それは「自分に合わない方法」だったからかもしれません。自分に合う方法はなにか、どこまで突き詰めるのか。それを探り、良い方向へ前進するようサポートさせていただくことが、私たちの役割です。
私たちは、お客様の大事なフェーズを、一緒に歩みたいと願っています。実行支援する仲間だと思ってお越しください。
著者の横山 光昭さんは会社も経営しており、実際の経験や実績を持って本を出版されているため、的確にお金に関する悩みや解決策が具体的に書かれていました。
朝倉 真弓
ストーリーライター。ビジネス系メディアを中心に取材及び執筆を手掛けるほか、実用書やビジネス書の企画やライティングも務め、ストーリー仕立ての書籍を得意とする。『好き⇔お金 ネットで「やりたいこと」をお金に変える方法』『戦う敬語 仕事の武器になる「敬語入門」』など自著や共著多数。近年はグレイへアリストとしても活躍している。
朝倉真弓さんは公式のブログも運営されているようです。
朝倉真弓オフィシャルブログ「シロクロつけない!グレーがいい!」Powered by Ameba (ameblo.jp)
本の中身をちょっとだけ紹介
この本を読むことで、これから紹介する答えの詳しい解説を読むことができます。実際に、目次を見た時には理解できなかった見出しが、本を読み進める中で簡単に理解し、納得することができました。
教育費は1000万円掛かるという数字のマジック
実は教育費に1000万円掛かるというのは数字のマジック。実際には大学に行くまでに300万円ほど用意しておけばいい。
1か月7500円の貯金で大学入学のお金を準備することができる。
1カ月に7500円貯金すれば、大学入学の準備資金になるという説明だけでなく、どうやって貯めていくのか、お金の節約方法から、家族が幸せになれるお金の使い方まで、解説してくれています。
専業主婦ほどお小遣いが必要
なんと、節約をするためには、専業主婦にこそお小遣いが必要!!さらに、夫のお小遣いは死守するべき!!
節約、倹約とは真逆に思えるこの内容もちゃんと理由がありました。しっかりとルールを決めることで、節約しながらお金も貯められて一石二鳥です。
保険は「入る」のではなく「買う」
子供が生まれた時、まずは何をしますか?そうですね。保険の見直しですよね!でもその考えは実は間違っているのかもしれませんよ。
この本で、学資保険に本当に入る必要があるのかどうか考えさせてくれる内容とともに、貯金は貯金、保険は保険として分けて考えられるような知識をつけることができました。
習い事の優先順位は子供に選ばせる
育児中に必ずと言っていいほど話題に上がる、『習い事』皆さんはどんな習い事が子供には必要だと思っていますか?
本当に親が思う必要な習い事は、将来子供のためになるんでしょうか?
習い事に一番重要なことは『辞め時』なんです。続けることも重要かもしれませんし、今の日本では、やり始めたことは最後までやり通すという事がかなり重要視されている気がします。
この本を読むことによって、『習い事の辞め時』を見逃さず、子供のわがままで習い事に行きたくないのか、本当に興味がなくなってしまったのか見極めるためのコツも書かれていました。
家族でマネー会議を開く
この内容は衝撃的だったんですが、家族全員で、家庭にかかるお金を話し合うことで、お金に対する価値観を身に着けさせる。また、習い事にかかっているお金もオープンにすることで、本当にいまわっている習い事がやりたいものなのか、なんとなく続けている物なのか、考える機会になるのではないか子供も交えて話し合っているというのです。
子供にお金の心配をさせたくないと思う親も多いと思いますが、心配をさせることと、しっかりと考えさせることは、全く違うんだと学びました。
また、お金の使い方を教える金銭教育ではなく、お金に対する考え方を育てる金銭《感覚》教育が大切だという事も、学ぶことができ、実際に私の家でも真似をさせてもらおうと思っています。
教育資金と老後資金はシーソーの関係
育児にかかるお金のことをずっと学んで、最後にはしっかりと育児を考えたうえで、親の人生もしっかりと考えさせられることが書いてありました。
”老後を置き去りにして、教育を第一に考えすぎないように”
一文を引用させていただきましたが、本当に深い内容だと感じます。実際にどれくらいの金額は育児に使い、どれだけの金額を老後に取っておくのか?そのヒントも書かれていました。
読んだ感想
この本を最後まで読んでみて、私は子供にかけるお金について、考えるべきことが明確になりました。
子供の学費を工面するために、実際いつまでに、いくら貯めればいいのか、どのように貯めればいいのか、具体的なヒントが書いてあるので、自分の子供を通わせる予定の幼稚園や保育園、学校などを当てはめて具体的に考えようと思っています。
また、児童手当が実際にいつまで、いくらもらえるのかという事も知りませんでした。しかし、もらえるお金の総額を知ることで、実際に足りない金額を少しづつ積み立て、よくわからない保険などにも入る必要はなくなるんだと学ぶことができました。
最後の章を読んで、子供には最高の教育を受けさせて、お金持ちの幸せになることができたとして、仮に親が毎日質素な生活をしていたら、子供は本当に幸せになれるのか?と考えさせられました。
私はそうは思いませんでした。私たち親がしっかりと幸せに老後を過ごすことで、子供にいらぬ心配を掛けずに済むのではないかと思います。
そのため、今あるお金をすべて育児につぎ込むのではなく、若いうちからしっかりと老後に備えて、貯蓄することが重要だと考えさせられました。
まとめ
お金で苦労したくないのならこの本を読むべき!!と思うほどの本です。実際に読んで感じたこの本の優秀な点は、ストーリー仕立てになっており、文字だけではなく、イラストやグラフが使われており、とても気軽に読める点です。
実際にお金の本を多く読んでいると、小さな文字がぎっしりで、ただでさえ解らないことが書いてあるので、もう読む気が起きなくなってしまいます。
しかし、この本であれば、最後まで会話形式で話が進んでいくため、サクサク読み進めることができ、途中で中断してもどこまで読んだか分かりやすい。まさに、育児中の親の味方です。
大人になってから、忙しい毎日に追われ、仕事以外で勉強をする機会なんて作れないかもしれませんが、ほんのちょっとでも興味を持つきっかけとして、 「手取り20万円子育て家族の貯金の教科書」 を読んでみてはいかがですか?
ちなみに、、、私はこの本をリベラルアーツ大学のおすすめ書籍で見つけて購入しました!!

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